ジイジの独り言 温室効果ガスで地球温暖化? どうしてそう思うんだろうか

シュテファンーボルツマンの法則により、太陽光が地球に降り注ぐエネルギーのアルベドを除いた残りのすべてを吸収したとしても地球の温度はマイナス18℃程度にしかならない。アルベドを含めても5.6℃程度にしかならない。ところが地球の平均気温は15℃程度である。むろん「いわゆる温室効果ガス」などに無から有を作り出すようなものは無いないので、どこかからエネルギーを持ってこなくてはならないことになる。

何でこんな簡単なことが科学者にはわからないのだろうか。それとも彼らは国民を愚弄しているのか。

 

そもそも、地球温暖化CO2原因説を主張する科学者たちは、地表面から上向きに電磁波(赤外線・長波長の赤外線)が放射されて、それがどうやって空中に存在できるのか知らないが、CO2の層が漂っていて、それが地球放射の赤外線を「反射する?」ことによって、地表の温度が15℃になるのだ・・・、というようなことを言い続けている。

 

しかし、そもそも地球の表面の熱は伝導(顕熱)・潜熱・放射によって大気(気体)に伝えられて、熱せられた大気とともに対流によって上空に運ばれて、大気圧の低下とともに、気体が断熱膨張をして、余剰になったエネルギーが大気のから長波長の赤外線として宇宙に放出されている。

初歩の初歩、そこからして一般人の常識と異なる。

「新しい自然科学」はどこに消えたんだろうかと思わざるを得ない。

 

ミクロからマクロまで「世界」は変わるべきと思う。

宇宙から地球を俯瞰すれば、地球は島倉千代子さんの「地球もちいちゃな星(惑星)だけど涙がいっぱい胸いっぱい」実にそのとおりで、地球は宇宙(真空)空間に浮かぶ、エネルギー的にシンプルにまとまった?小さな球体であるので、地球の大気圏・地上の状態などを無視して(単に黒体として)、太陽光の電磁波・赤外線だけで説明をすることができるだろう。

 

ただ、人間は大気圏内のことを問題とする。大気圏内の大気の状態等を説明するためには、大気圏(=重力圏内?)を考えなくてはいけない。特に対流圏内は複雑である。理科・物理学・古典的な熱力学等の全般的な理解が必要である

 

なお、地球温暖化を説明するのに、一般人が誰も知らないようなことや、昔の地球の歴史や産業革命の時代?の科学者などの名を出して相手をロンドンの煙に巻くのは、詐欺師の手口だと思う。理論の全くないない相関関係数なども意味がない。

 

また、地球温暖化を説明するのに、素粒子原子核の世界までの知識は必要はないと思う。量子力学はともかくも、光の性質(光は波であり粒子でもある)などについては、高校の教科書程度の知識は必要と思うが。高校の教科書のように易しく解説すればいい。(俺は知らないけれど〇〇を見ろでは回答になっていない。

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’いつも同じことばかりを言って先に進めない。

良くエネルギーまたは熱が温室効果ガスなどに「吸収されてしまう」などと聞くけれど、「それで何がどうなの」って聞きたい。自然界において、熱、エネルギーは吸収されることが終わりではないからだ。

 

温室効果ガス等は、分子に吸収が可能な「容量」があって、熱やエネルギーを一旦吸収して、今度は一方的に放出を始めるのではなくて、吸収しながら一方で放出する。その状態によって、いつでも吸収したり放出したりしている。

 

温室効果ガスは、気体の原子・分子の中の「熱容量」が大きいものだと言う人がいるけれど、それってまるで逆ではないかと自分は思う

本当の温室効果(保温効果でもいいか?)は、気体で分子の熱容量が小さいほど大きく乾燥空気などが良い。逆に固体・液体・水蒸気等、大きな気化熱(潜熱)をもつ気体は大気の状態(気圧・気温・密度)には、大きな影響を持っているが、地球温暖化などには関係が小さい思う。むしろ一定の(固有振動数の)波長の赤外線を発生して「大気の窓長」をつくり、冷却効果がある気体ではなかろうか。

 

また、人間の排出した熱など太陽光のエネルギーと比べたら、あまりにも微量だから地球温暖化には関係しないという者がおるが、それも明らかに間違いである。

地球温暖化は一気には上昇しない。スポット的な地球温暖化によって、太陽光のエネルギーによる大気の断熱変化によって温室効果が増加し、周辺に範囲が拡大し、地球全体の気温が上昇していると思われる。実に簡単な原理だと思う。