ジイジの自由研究 ペットボトル実験

1. 気体によって違いがあるのかの実験

 同じ飲料水のペットボトルを4本*ほど用意し、蓋に穴をあけて調理用のデジタル式温度計を差し込み、下記の気体を詰めて温度・圧力が安定し4本とも同じになったら・・「まてよ、温室効果気体の濃度が違うので、どれも同じ温度になるわけはない!!」などと余計なことは考えないで良い。

気圧が同じであれば、どれも同じ温度になるはずであるので、それをしっかりと目を見開いて確認してから(必要ならば微調整をして)、きっちりと蓋をして、太陽にさらして温度変化の記録をとってみよう。

 

*気体の種類は少なくとも下記の4本以上とする。 濃度をかえてできるだけ多い方が良いと思う。

温室効果ガスを全く含まない空気

②通常の空気

温室効果ガスが増加したときの空気

④CO2 100%の気体

 

私の想像を書いておく

①から③までは有意な差はない。④は、ファンデルワースの法則によって若干温度が高くなる。(計算によれば零点数℃程度)

 

このことから、大気は微量のCO2濃度が変わっても完全気体とみなせて、完全気体の状態方程式(ボイル・シャルルの法則)に従う。

 

2.温室効果の実験(今日の思い付き)

 自然界に温室は存在しない(文科省検定の教科書の原理図はほとんど嘘である。科学的にそんなものができるわけがない。)

現実は地表(海面)が太陽光のエネルギーを受けたときに、地表から大気へは熱伝導や蒸発によって大気に伝わって、大気は光のように急激には膨張できないことから、地上付近がモクモクと沸き上がる積乱雲のような形になって成長することをいう。

で、温室効果の「効果」を理解するためには。太陽照射前の海面表面の温度・気圧は大切だと思う。

そこで、ペットボトルの中に空気と少量のぬるま湯を入れて、初期温度・圧力をかえてから太陽光にさらして状態変化を比べてみたらどうだろうか。

 初期の温度が高いほど、温度・圧力の上昇は大きくなることが確認できるだろうと思う。

 

IPCCなどは、何でこんな簡単な実験すらやらないのかな。

また、たとえ味方であろうと間違った実験をして、あやまった考察等を公表をしているいい加減な科学者さんを見かけたら、何らかのコメントをしてあげるべきじゃないのかな。あるいは正しいやり方を提案してもいいし。(馬鹿馬鹿しくてコメントも出ないか。

 

だが、子供たちには百聞は一見に如かずである。

素朴な実験は、何百の高度な嘘論文よりも、よっぽど説得力があると思う。

 

3.ビニール袋のほうがいいという意見がある。

ペットボトルはある程度形状を保つ(内部の圧力が変動する➡温度が振れやすい)というのかと思えば、ビニール薄い袋は素材が薄い(比熱が小さい)ことを問題としているようだ、ただ、精度よく体積を調整するのが面倒そう。

まあ、大した時間も手間もかからないので、いろいろ試してみればいいと思う。

 

どちらにしても、精度はあまり期待できないと思うので、試してみて差があるのかを比較して判定することを目的とすべきだろう。

 

あとペットボトルに10円玉をいれるということを考えた人もいるが、その意味は何だろうか。おそらく、赤外線は固体からしか発生しないと思っていらっしゃる方だろうけど

そうではないですよね。