ジジイの独り言 大気は赤外線を吸収・放出する。

地球温暖化CO2原因説・温室効果ガス原因説等の大嘘の始まりは、地球を取り巻く大気の存在を全く無視していることだと思われる。大気には温室効果ガスも均一に混合されていることすらもわかっていないようだ。

そもそも本当の温室効果は太陽光の全エネルギーによる地球表面温度よりも、地球の平均気温の方が15℃と高くなっている現象をいうのであって、地球表面付近の大気の内部エネルギーは太陽光のエネルギーの2倍程度になっており、すでに太陽光の地球に供給するエネルギーの100%は大気に吸収されているので、いわゆる温室効果ガスやCO2や炭素の出る場面はないのであるが・・・。

 

さて、地球の表面から放射された赤外線は、大気には吸収されず素通りして、上空に存在するCO2層に吸収されて、地球表面に向けて、下向きに再放射されるとかいうことを言うニセ科学者・大学生・社会人らがいる。

確かに定圧低温の空気の構成原子・分子はそれら同士が衝突する頻度は小さいらしい。それゆえにボイルシャルルの法則が成立し、そういう気体は完全気体と呼ばれる。なので空気の熱伝導はほとんど無視して良いのだろうと思う。そういう意味で空気(現実的には水蒸気・温室効果気体を含むのであるが・・・)は赤外線を吸収しないと想われるようになったのであろうと想像する。

 

しかし、CO2のような3原子~多原子分子は特定波長の赤外線を吸収して分子自体が振動して見かけ上の大きさがでっかくなり、分子間の衝突する頻度が大きくなり無視できなく成る(等温曲線からズレる)ような気体の分子は実在気体と呼ばれ、これらは熱伝導も考えなくてはいけないと思う。

ましてや地表面と大気は直接接するのであるから、伝導も水蒸気の蒸発によりら大気に持ち込まれる熱もあるだろう。したがって、地表面から放射される赤外線が大気を素通りして上空に行くまでもなく、地球表面から熱伝導・蒸発により水蒸気となって大気に吸収されるであろうものもあり、大気中から放射‣吸収される赤外線も存在する。

 

大気は赤外線を100%吸収して・大気中に赤外線はないのか?というけったいなおじさんがいるが、赤外線は何からも出るし、吸収もされている。当然のことながら大気という気体は赤外線を吸収もするし放射もするから大気中から赤外線がなくなってしまうことはない。ただ、最終的には長波長の赤外線が上向きに放射されて宇宙に捨てられる。

 

何度も言うが、地球温暖化温室効果の増加であって、温室効果ガスの数千倍ある一般大気ガスの膨大な質量に働く重力と地球放出の放射の膨大な熱エネルギーによるものであって、微量な温室効果ガス分子の潜熱が云々の目くそ・原発越後屋基地害放射悩の世界の話ではないのである。