ジイジの自由研究 温室効果の理解

太陽光~地球表面~(温室効果ガス)~地球表面~・・・・?~宇宙を電磁波だけで説明しようとする一群の説を「新しい科学」と呼ぶことにしよう。

IPCC等の原文を読む力も時間もお金もない私は、新聞や科学誌文科省検定済み教科書・雑誌等によってしか、その主張の真相を知ることができない。

しかし、一般に出回っている説の多くは執筆者等の偏見によるものが多く、さらにそれを読んで感化された方のマイ説があるようで一括して批評することは、あるいは失敬かも知れないが、これだけは言えると言うことだけを言っておきたい。

 

先ずは、太陽から地球に届いたエネルギーによって、地球から大気に伝えられるエネルギー派、赤外線(電磁波)ではなくて「熱」である。

ただ、学問的な熱とは違うのかもしれないが、我々生物が熱いという感覚を持つところのエネルギの一種?と思えばいいのだろう。そして総ての物質に熱は存在し、物質は電磁波を発したり吸収し続けている。

 

地球の表面に鉛直に軸を立てて、鉛直方向に温度分布をみたら、地表(海面等)付近が一番平均の温度が高くなるはずである。なぜならば太陽光のエネルギーと大気の圧力のエネルギーが、地表で最も高くなるはずであるからだ。しかし、一昼夜程度の平均として見たらのはなしであるが・・・。であるので、大気温度は対流圏の上端まではどんどん低下していく。ただし、大気の密度が小さくなっていくわけではない。

 

なので、電磁波の波長にもよるが、地表面付近から放射された熱レベルの波長の赤外線(電磁波)が大気中を素通りして宇宙に放出されることはないのだろうとおもう。どこかで大気の分子にキャッチされて、大気の分子とともに対流等によって上空に運ばれて上空で断熱膨張によって、余ったエネルギーは再び長波長の赤外線となって、宇宙の彼方に飛んでいくのだろう。

 

つまり太陽の地球に届くエネルギー(単純に紫外線・可視光線とは考えないこと)は、ほんの一部反射される(本当か?)ものもあるけれど、ほとんどは、一度以上は地表・水等に吸収されて、光から熱の波長になって、熱として大気に伝達されている。

 

したがって、収支図でみると 太陽光の地球に到達するエネルギーと地表面の顕熱・湯気のように描かれる潜熱と放射の合計は等しくなるべきと思う。IPCCの収支図は地表からでっかい上向きのエネルギーが出て、大気中の温室効果ガスに衝突して 下向き放射のエネルギとして地表に消えていく流れが異様な感じがするが、電磁波の流れだけで説明しようとすると、どうしても太陽光のエネルギーを濃縮することが必要であって、地面から太陽光よりも大きなエネルギーが湧いて出て、反転して下向きに帰っていくように描かなくては説明ができないのだろう。その流れの始まりが平均気温15℃になっている。とても不思議な収支図だと言わざるを得ない。

 

 現実的には、その流れは大気そのものでエネルギーは大気に充満しているべきであって、そんな不思議な流れはない。ある空間に出入りするエネルギーの和によって、その空間の温度が15℃になっているという絵でないと財津和夫氏の(ヒジョーにニオカシイ)絵になっている。

 

 その代わりに、もう一つのおおきなエネルギーであるところの大気圧(それ以前に大気に存在していた過去の太陽のエネルギー)を登場させれなくてはいけない。

 

非常に大まかに言えば、太陽が100とすれば大気(地表)(=大気圧としても可)も100、気温は200によるもので、宇宙に帰っていくのが100で、大気(地表)に100が残るようなバランスになるはずで、これには静的バランスと、動的バランスの状態がかけると思う。また、宇宙に消えるエネルギーも大気内を水平に移動し授受されているエネルギも存在することが明らかになる。光の性質(波と粒子の関係も)も「大気の窓」とはなにかもわかってくると思うのである。総ては出発点が大切だと思う。

 

話がそれたが、要は、太陽光のエネルギーは、電磁波(光)として光速30万km/sで伝わる部分(反射されるにもエネルギーが必要であることに注意)と、熱として媒体にのって移動する部分があって、その速度の差によって、大気分子との相互作用によって、エネルギーの流れが大渋滞・大混乱になりったのが、温室効果であるとい説明もできると思う。

 

また余談だがいわゆる温室効果ガスの分子だけで、地球放射の赤外線を受けたらば、物理的に吹っ飛んで行ってしまうと思いませんか。科学者って頭がおかしいですね。

 

新しい科学の電磁波といわゆる温室効果ガスで、温室効果を説明することは、無茶であり・出鱈目であり、現実を全く無視していると思う。

国民を愚弄する政治家・原発ムラと文科省と国立環境何たら等は問題があると私は思う。予算はやるな。余った金は俺にくれ。