ジジイの独り言 温室効果と保温効果について

温室とは「‥‥内部の温度を高めるように設備した建物。屋根および周壁をガラスまたはビニールなどでおおい暖房・換気装置を施す。」(広辞苑

したがって,温室は内部の暖められた空気の対流等による拡散を防止するのを目的とした建物であろうと思われる。温室が地上放射の特定の波長の赤外線のみを反射して下向き放射をさせるための建物ではないようである。また、建物の内部で化石燃料等を焚きCO2リッチの状態にして、いわゆる温室効果ガスのひとつCO2に特定波長の赤外線を吸収させて発熱させる?ことを温室というのでもない。地表面が太陽光のエネルギーを100%吸収しても気温は5.6℃程度であり15℃にはならないからだ。

 

そんなバカげた温室効果などもともと存在などしない。しかし、いわゆる温室効果ガスはなくても、現に温室はある。IPCCの「いわゆる温室効果」・「いわゆる温室効果ガス」とスタップ細胞は存在しないが、本物の温室効果温室効果ガスのメカニズムは別にある。

 

温室効果ガスがないと一般の大気ガスの分子は赤外線を吸収しない」というけれど、そんな馬鹿なことはない。というかまるで逆である。

物質(気体の原子・分子)を含む)は、どれでもエネルギーを吸収している。だから熱振動やブラウン運動しているわけである。で、原子のあるところ、どれからも常に赤外線を放出したり吸収もしている。ただ、原子・分子の構造により吸収する程度が違いがあるだけである。

IPCC政治屋温室効果ガスの代りをしているのが地球の大気(主に窒素・酸素・水蒸気などであって、地球の大気は太陽光のエネルギーをすでにほぼ100%吸収している。

 

 で、温室効果ガス(3原子分子・多原子分子)は特定の波長(というけれど実質は(確率的分布?で周辺の波長も含んで)の赤外線を吸収して、一定の波長の赤外線を増やすことによって、特定波長の大気が飽和し大気の窓ができ気温を安定化させる効果がある。つまり温室効果ガスは大気の温度を上げにくくする効果がある。水蒸気・CO2はIいわば地球表面の冷却効果ガスである。一方実験室ではフラスコがほんとうの温室効果を発揮するために逆に温度を若干上昇させるのである。ただし、これもIPCCのいう温室効果ではなく、空気を圧縮・膨張させたときの、温度・気圧の変化にともなう気体の一般的性質によるものであって、ファン・デル・ワースの状態方程式と呼ばれている。

 

ボイル・シャルル状態方程式もファン・デル・ワースの状態方程式も地球の周りには大気があり、大気圧が存在しているからこその現象であり、大気の存在を無視した超アンポンタンIPCCのクソ理論は絶対にアリエマテン。

 

ともかく、小学校の特に魔法瓶の原理をもって、熱の伝わり方などを学習する。伝導・蒸発・放射・対流など、テストなどにもよく出たし、自転車の空気入れで、ポンプが暖かくなるのも、テーブルガスコンロのガスボンベが冷たくなるのを経験したと思う。

水素でも窒素でも空気でも同じである。で、あるからにして、温室効果ガスがないと気温が上がらないということは絶対にアリエヘンことなのら。

 

実際には温室効果ではない方が保温効果は高い。

良く乾いたシャツや布団はあったかく感じるが、湿ったシャツや布団は冷たく感じるのはなぜだろうか???

熱は高温側から低温側に伝わる。だけど、熱が伝わって低温側の温度が急に上がって、熱勾配を小さくして熱の流出を妨げる働きをする。だから断熱・保温材は、熱伝導率が低く・熱容量の小さな大量がいい。水よりも水蒸気・CO2よりも、乾いた空気のほうが良く、意味が違うが理想的には真空が一番保温効果が高いッテことになる。地球の温室効果も保温材・断熱材と基本的には同じことなのらから。